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しちにんびしゃく
 雨屋敷と呼ばれる幽霊屋敷に住んでいる彩乃。

 彼女は子どもの頃にやった百物語が忘れられないでいた―

 或る日、雨屋敷当主が死に、幼なじみで弁護士の峻により遺言が明かされる。

 雨屋敷の跡取りで彩乃の想い人、嵩人は借金のかたに、地元の資産家の婿に。

 そして―

『最後まで住み続けられたものに、この雨屋敷を明け渡す―』

 価値ある雨屋敷を狙い、親戚の誰もがそこに居座ろうとするのだが―

 ホラー&ミステリー