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神の遺伝子
 昭和六十年夏―
 それは長い冷夏がようやく終わりを告げた頃。

 ゆりかごから墓場までならぬ、宗教団体から諜報組織まで。

 全国に散らばる『扉』を神と崇める一族の少女にいつも聞こえる声。

「すべての『扉』を開け そのとき神は解放される―」

 その言葉の真実は―
(完結)